先日、みどりさんの切り絵の講習のお手伝いをして、
みなさんの紙を切るカッターの持ち方に違和感を持ち、
よく観察してみると、
ほとんど100%の方が下の写真の「鉛筆を持つ」持ち方で、
カッターを使っていました、
あなたも、きっとそうだと思います。
以前から、教室で生徒さんのカッターの持ち方に、
なんか、変だな〜と思っていたことが、
これで、スッキリ致しました、
若い頃、デザイン事務所に入社すると、
最初の1年くらい、長い人はズ〜と、
「版下」を作る作業をデザインの勉強を兼ねてしていました。
カッターで大半の時間を過ごすのが新人のデザイナーの仕事でした、
印画紙に打ち込まれた写植の文字をきったり、
写真も切り抜いていました。
誰にいわれるまでもなく、カッターは上からそっと握り、
紙に対して、鋭角に走らせてきる、
それが当然のことのように身に付いていました、
ところが、岡崎の講習を終えて、
豊橋の生徒さんに聞いても、やっぱり鉛筆持ち、
これでは、紙とカッターがケンカして、
歯の一部しか紙と接しない為
厚い紙などは特に上手く切れないと思います。
このごろ、ステンドグラスの家を造る際に、
コパーテープを1ミリ幅くらいにキレイにきるには、
カッターで切ってくださいと言っていた所、
皆さん上手く切れなくて、結局ハサミで切る方が続出しています、
なぜかな?と思っていましたが、
これにて、解決しました、
スッキリです。
デザインカッターの細い刃のヤツは鉛筆持ちでいいですが、
紙を切る、普通のカッターは
上から手を添えて、包丁を持つような持ち方をしないと、
手の動きが制限されるし、
キレイに切れないと、私は思います、
私と、みどりさんは普通の常識です。
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