2019年2月27日水曜日

印象だけで、判断してはいけませんね。 2.27




昨日、空き時間に前から生徒さんのご要望がある、
オデッセイのカレンダーにある、
ご覧の、チューリップのドーム型のランプの
型紙を起こしてみました。

当初、この形は曲面にした物を望遠撮影した形と思っていました。

単純に四角い平面にこのデザインを起こして、
曲面を持たしたモールドにデザインした紙を貼れば出来上がり、
と考えていて、B4の紙にこのデザインをデッサンして、
これで終わりと、通し番号まで付けて、
それを丸くして、完成と・・・具合を見てみました、

・・・全然だめじゃん、全然奥行きが違うじゃん!

改めてよく見ると、この形は底辺は四角の直線
上の面は、アーチ状の曲線で、
ここが最大のポイント!

その形を、曲面に乗せて作ってあることにによって、
奥行きが出て、広がりが出ていることに気づきました、
これは、目の錯覚を利用したいい形ですね。

最初の印象だけで判断してはいけませんね、
遠回りしましたが、
上をアーチ状の形にして、モールドの上に型紙を貼って、

ピンポン!・・・大正解!

後から見ると、な〜んだ、と思いますが、

これは、こうして作った者だけが理解できることです、
何でも、自分が体験したことでないと身に付かないと思うべきです、

体験こそ全て、とにかく、やってみよう!




最初、下の型紙、その後上のアーチした物、
そしてそれを型に貼りました。



ほぼ完璧な、模写です、
この形は、別の花でデザインしても面白いと思います、
広がりが出る、形ですね。

私は、ガラスでは、作りません・・・誰か作ってね。



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