七夕の日にお披露目、2年前の作品の作り直しです。
この、2020年、6月28日に完成した、
手のひらに蓮の卵形の宝寿をイメージした
挑戦的なオブジェ、
作った時は、これでいいと思いましたが。
・・・宝寿と手の接合部分の表現、
一番気に入らないのは、
肝心の手の木彫の甘さ、そして白く塗ったこと
(これは許せない)
作った時から気にはなっていましたが、「ま〜これでいいか」と、
これで完成ということにしてしまいました。
2年を経て、どうも許せなくて、
今回、全部バラして、まず、手から彫刻し直しました、
・・・かなり彫り込み、腫れぼったい手から繊細な手になりました。
やっと仏像の手、
みれるレベルになりました、
手のひらに、
蓮の葉っぱをデザインしたステンドグラスの上に、
卵形のランプを乗せて、
乗せた手の上にほんのり光が浮かぶ、
最初にイメージした姿になりました、
2年間熟成させて、見せられるレベルになりました。
生きてきた中で、一番よく見ている手を彫刻すると、
難しさに気づきます、
運慶さんすごいな〜
手のひらにほんのり光るのが、
こだわりです、
これが、私が作った証です。
これで、この作品を卒業!
先に逝ってしまった、戦友に捧げます。
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